俳優養成所を出た後に劇団に所属
俳優養成所では講師からのレッスンで演技力や表現力を学びながら、定期的にオーディションを受け夢を掴むチャンスを狙います。
早い方であれば入所中に劇団やプロダクションに所属でき、お仕事をしながら日々のレッスンを受けることもあります。
入所期間が終了するまでに進路が決まるのがベストですが、それまでに所属が決まらなかった場合には受け皿として提携している劇団に所属できる場合もあります。
オーディションに合格してスカウトされた場合と違い、セリフがほとんど無い役や出演者が舞台に上がるまでの準備、衣装替えなどをサポートする役割など厳しい下積みからのスタートとなってしまいますが、それらの役割をしっかりと全うしつつレッスンに励み正式な研究生や団員として迎え入れられ、そこから俳優にまでなった例も少なくありません。
俳優養成所の入所期間が終了すればそれで全てが終わるわけではなく、夢を抱き続けていればいつかきっと本当の舞台に立つことができます。
俳優養成所卒業後に入り直しをする人の目的について
俳優養成所はたくさんあり、一度卒業した人が別の俳優養成所に入り直しをするケースもあります。
これは、俳優になる道は狭き門であり、誰でもそう簡単にオーディションに受かるわけではないからです。
プロダクションや劇団のオーディションに合格すれば、そこで専門のレッスンを受けてプロになる道が約束されますが、入れない人は合格するために実力をつけていかなくてはなりません。
そこで、一度卒業した人でも自分の能力が不足していると感じれば、再び別の俳優養成所に入り直して勉強し直すこともあります。
もちろん、再びやり直したとしても合格できる保証はありません。
それほど、この分野でプロとした活躍するための道は険しいのです。
それでも、少しでも可能性を高めるために努力を惜しまない、頑張る人があきらめずにやり直しを考えます。
この経験は仮にプロになることがかなわなかったとしても、プラスに働いてきます。
したがって、決して無駄なことにはなりません。
