事務所に所属
俳優養成所では、俳優として活動をするために必要な演技力を基礎から学ぶことができるので、自信をつけることができます。俳優養成所を出た後は、フリーで活動する方法と事務所に所属するという方法があります。俳優養成所を在籍している間に、色んなオーディションの情報を得ることができますから、そこに参加をするうちに声をかけられて所属することも考えられます。スカウトという扱いになりますが、もし声をかけられない場合でも自分から売り込みに行くという方法があります。
事務所に所属をしていれば、これまで多くの芸能人のマネージメントを手掛けてきたという実績があるので、自分に向いている仕事のオーディション情報をいち早く手に入れてくれたり、進むべき道を提案してくれるというサポートが受けられます。新人の間はマネージャーなどはつくことはありませんが、それでもどこかに所属しているというのは精神面でも安定が得られるというメリットがあります。
俳優養成所の預かり制度とはどういうものなのか。
俳優の仕事に取り組むためには、俳優養成所などに在籍するのが基本となります。そして、この在籍の仕方についてはいくつかの形態があるので注意が必要です。それは正所属と預かり所属という2つのパターンです。前者は文字通り俳優養成所などと正式な契約を結ぶプロの俳優のことを言います。それに対し、後者は正所属ほどではなくとも、将来を期待されている俳優の卵を指します。一般企業でいえば、研修中や使用期間のスタッフという位置づけになるでしょう。
預かり所属は俳優への道への第一歩となりますが、引き続き努力が必要な立場であることには違いありません。給料の額は正所属に比べるとかなり低めに設定されているので、アルバイトをしながら俳優業をこなすことになります。また、業界の人々に顔を売っていくことが不可欠です。当然、俳優養成所でしっかりと訓練もこなしていく必要があります。こうした苦労を乗り越えることで、一人前の俳優への道が見えてきます。
